Hardware

はじめに

RoboCar-TriClopesで使っている電装部分の解説をおこなう。Hardwareと言うと、別記のMechanicsも含む解説も見受けられるが、老害は物理的な機構部分をMechanics、電装部分をHardwareとして分けている。Electronicsと言っても良いかも知れないし、Mechatoronicsなる言葉もある。

基板

 基板で機能は決まる。ここでは、TriClopsで使っている基板を紹介する。これらの基板は積み重ねることにより集積度を上げている。下から順に紹介する。

  • モータコントローラ(Groovy-Quatro)
     モータコントローラの回路や基板設計は老害自身の手による、制御用のファームウェアもだ。ただ、ファームウェアの品質は極めて低く、初期に搭載していたIMU(BMX055)のI2C制御が未実装だった。そんな中、FAのプロが実装してくれた。それに速度サーボ, BNO055対応などを追加して現在に至っている。
モータコントローラ 回路図 IMU
モータドライバ換装前 参考図 ひっくり返して実装

 Hardwareの中では中核になるボード。主な機能は以下のとおり、

  • 4ch DCモータ or BLDC(Nidec 24H) モータ制御
     Mechanicsのページで解説したDCモータあるいはBLDC(Nidec 24Hモータ)を独立して4ch制御可能、混在は不可。

  • エンコーダ読み取り
     モータ内蔵のエンコーダを独立して読み取り可能

  • 9ch IMU
     BOSCH製 BNO055搭載により、姿勢制御が可能

  • 抵抗分圧+ADCによる駆動電源監視
     最大4セルリポバッテリの電圧監視が可能。これにより過放電を未然に防止。

  • モータドライバの換装

    モータドライバ モジュール化 実装(換装)
    TB6612とL298N ややこしい配線 モータコントローラにL298Nから換装

     モータドライバをL298Nから、TB6612に換装した。これにより、電力効率が高まりモータスピードが大幅に向上したため、ギア比を変更するためにモータを交換した。L298Nを外し、そのまま載せ替えるためピン互換化を試みた、思ったより大変な作業だった…

  • Pisugar 3 Plus

    PiSugar3 Plus 配線中 組込んだ様子
    ロゴマーク ハンダ落下防止のアルミ箔の養生 ギリギリの高さで組込み

     ラズパイ用のバッテリ駆動ボード。スタックして使うためにコネクタ部分の改造を行った。付属のリポバッテリも5000mAhから10000mAhに強化した。