羽田空港

1. 各ターミナルデッキでのワッチ例

ターミナル おすすめの受信運用 主な目視可能範囲・ターゲット
第1ターミナル
(展望デッキ)

推奨TWR周波数
118.1 MHz
(A/B滑走路系 TWR)
119.9MHz付近をセンターに設定。
118.1MHz (A滑走路TWR) と 121.7MHz (第1ターミナルGND) を同時監視し、プッシュバックから離陸までを一気通貫で追跡。
・A滑走路 (RWY 16R/34L) [目の前]
・B滑走路 (RWY 04/22) [右手奥]
・JAL、スカイマーク、スターフライヤー等の地上走行
第2ターミナル
(展望デッキ)

推奨TWR周波数
118.65 MHz
(C/D滑走路系 TWR)
120.0MHz付近をセンターに設定。
118.65MHz (C滑走路TWR) と 121.6MHz (第2ターミナルGND) を同時監視。国際線やC滑走路への連続着陸機をクリアに把握。
・C滑走路 (RWY 16L/34R) [目の前]
・D滑走路 (RWY 05/23) [右手沖合]
・ANA、エアドゥ、ソラシドエア等の地上走行

2. 出発機(デパーチャー)の流れ

ステップ 管制席 (周波数例) 主な役割 やり取りの内容・特徴
1. 準備 CLR (デリバリー)
121.8125 MHz 等
飛行承認(クリアランス) 「〇〇便、羽田から関西空港までの飛行計画を承認します」
※ルート、指定高度、トランスポンダコード等の受領。
2. 移動 GND (グラウンド)
121.7 MHz / 121.6 MHz 等
地上管制 ターミナルから指定の滑走路手前までのプッシュバック・地上走行許可。
※「Taxing to Runway…」で使用滑走路が決定。
3. 離陸 TWR (タワー)
118.1 MHz / 118.65 MHz 等
飛行場統制 滑走路に入って離陸する許可。
※**「Cleared for takeoff」**で滑走開始。
4. 上昇 DEP (レーダーデパーチャー)
120.8 MHz / 119.1 MHz 等
出域管制 離陸直後、高度を上げながら上空の航空路へ向かう誘導。
※上空の航空路管制(コントロール)へ引き継ぐまでの誘導。

3. 到着機(アプローチ)の流れ

ステップ 管制席 (周波数例) 主な役割 やり取りの内容・特徴
1. 進入 APP (レーダーアプローチ)
119.1 MHz / 119.4 MHz / 119.7 MHz 等
進入管制 上空から羽田へ向けて降下・アプローチしてくる機体の誘導。
※着陸滑走路への整列および間隔調整。
2. 着陸 TWR (タワー)
118.1 MHz / 118.65 MHz 等
飛行場統制 最終進入中の機体への着陸許可。
※**「Cleared to land」**で着陸。接地後の滑走路脱出指示。
3. 地上 GND (グラウンド)
121.7 MHz / 121.975 MHz 等
地上管制 着陸後、滑走路を脱出して駐機場(スポット)へ向かう地上走行許可。
※指定された誘導路(タクシーウェイ)を経由してスポットへ。

4. 羽田現地での受信テクニック

  • 滑走路ごとのタワー周波数の使い分け
    羽田空港では使用する滑走路によってタワー(TWR)の周波数が分かれています。

    • A・B滑走路:主に 118.1 MHz(TWR)
    • C・D滑走路:主に 118.65 MHz(TWR)

    展望デッキから現在見ている滑走路に合わせて、TWR周波数を切り替えるのがポイントです。

  • 9GRadio (RTL-SDR) での一括監視テクニック
    羽田の主要周波数(118.1MHz〜121.975MHz)は約4MHzの帯域幅の中に収まっています。
    9GRadioのセンター周波数を 120.0MHz 付近 にセットしておくことで、TWR・GND・DELの波形がウォーターフォール上に同時に並び、どこで交信が行われているかが一目でわかります。