Intro

  • アンドロイドスマホ(以下、スマホ)で作る最強広帯域受信機
    ハンディ ピギーバック ステーション
    ハンディ機のリグのように取り扱える 背面に装着 固定しての運用も可能

 Trinity は1円スマホ(Samsung Galaxy A25 5G)とSDRドングル(RTL-SDR V4)を組み合わせて作ったハンディ型の広帯域受信機 (Handheld Wide Band Receiver)になります。 これに自作やオープンソースのソフトウェア、ドングル固定用のブラケットなどを組み合わせることによって実現しています。制御ソフト、ドングル用ブラケットの3Dプリンタデータ、各種部品表などは全て公開しています。

  • 40年前から変わらない…
     2026年・夏、久しぶりにハムフェアに行きました。前回の来訪が晴海だったことを考えると40年前後、経っていると思います。そんな中で相変わらずリグにPCを接続して、メモリをチマチマ管理している…当時と変わりません。まぁ、お客様の顔ぶれも自分も含めて変わっていないわけですけどwww もう、そろそろ新機軸を打ち出しても良いと思うのです。

  • Digital disruption
     もうモノとしての広帯域受信機は買わなくても良いんじゃないかと思います。音楽プレイヤーやデジカメがスマホに置き換わったように、広帯域受信機もSmartphone centricになると思うのです。SDRのドングルを必要に応じて接続すればOKです。
     半導体業界の好調ぶりが喧しいです。その恩恵を一番受けるのがスマホに搭載されているSoCになります。高性能化と低消費電力化が同時進行です。言わずもがな、Trinityはスマホベースのシステムです。SDRのソフトウェアデコーダは『ムーアの法則』の恩恵をそのまま受けることが出来ます。半導体そのものに目を向けると、SoCで使われているArmの最新技術も享受できます。例えば、SVE2命令が廉価版スマホに降りてくれば、そこでもまた、高性能化と低消費電力化が実現されるのです。今、市販されている広帯域受信機を買うのはそのものカタチに喜びを見出しているだけになってしまうのでしょう…

  • この構図は…
     この構図の既視感は、DTMのソフトウェア音源に置き換えることが出来ると思います。PCにそれなりのオーディオインターフェイスを接続してソフトウェア音源を実行させれば、『高性能シンセサイザ』の出来上がりです。同じ文脈ですね、スマホやPCにSDRドングルを差し込んでやれば、『高性能広帯域受信機』の出来上がりです…