Mechanics

メカの目的は使い勝手のいい広帯域受信機を作ることです。スマートフォンのケース(以下、スマホケース)を加工して装着し、使いやすい広帯域受信機に仕上げましょう。主要なコンポーネントは加工したスマホケースとSDRドングルのブラケットとその組み合わせになります。

3種類の使用形態(Form)

 Trinityでは、SDRのモジュールを運用シーンに応じて使い分けることが出来ます。フォームとして、ハンディ、ショルダー、ステーションとなります。その実現方法として、『磁石によるピギーバック』、『ナスカンによるスリング』、『三脚による設置』を用います。

ハンディ ショルダー ステーション
ピギーバック スリング 三脚
コンパクト運用 機動性とノイズ源(スマホ)からの隔離の両立 じっくりと運用

BoM

名称 仕様 単価(円) 数量 購入先 備考
スマホケース 自分用 719 1 アマゾン Galaxy-A25
インサートナット 1/4inch 739 1 アマゾン かなり余る
接着剤 変成シリコン 378 1 アマゾン スマホケースの材質がTPUならこれ
ナスカン *** 110 1 100均 好みに応じて
ダブルリング 10mm前後 110 1 100均
磁石 6mm前後 110 1 100均

その他必要なものを適宜、調達してください。

スマホケース(加工後) スマホケース部品 ブラケット(表) ブラケット(裏)

組み立て

  • 部品の完成
    まずは構成部品を完成させて、ケースに貼り付ける部品を準備します。

    • 三脚取付台座の加工

      1. 三脚取付台座を3Dプリンタにて造形する
      2. インサートナットを中央穴に熱圧入する
    • RTL-SDRブラケット取付台座の加工

      1. SDRブラケット取付台座を3Dプリンタにて造形する
      2. 磁石を穴に極性に注意して押し込む
  • スマホケースの加工
     スマホケースの加工は上記の部品の完成後におこなう

    • 加工 スマホケースに三脚取付台座とRTL-SDR(以下、SDR)ブラケット取付台座を接着します。接着剤の選定はスマホケースの材質によります。多くのスマホケースはTPUが用いられています。TPUの接着剤は変性シリコンが主成分のものを選びます。
  • RTL-SDRブラケット
     ブラケットは使い勝手に直結するので、様々な形態が考えられますが、今回はこのカタチで…

    1. RTL-SDRブラケットを3Dプリンタにて造形する
      底面の穴はハードウェアページで紹介しているケーブルに合わせてギリギリに設計している。他のケーブルを使う場合はそれに合わせること!
    2. ハンダゴテでインサートナットの熱圧入
    3. 極性に注意して磁石の埋め込み。隙間がある時は適宜、接着剤で充墳する
    4. 必要に応じて、ダブルリングやナスカンを取り付ける